どんなふうに年を重ねて、どんな自分になりたいか
年には勝てないトコロもありますが…
中学生の頃、8つ年下の弟と買い物に行った時、
「いいねー、おばちゃんに買ってもらえて^^」
なんて笑顔で言われるくらい、ほんっとに老けて見える私だったんですが。
最近でこそ、年相応に見られるようになって、
「なんで首のシワがないですか!?」「ほうれい線、どこ??」
って言ってもらえるようになって、ちょっと嬉しかったりしますが(いい風に産んでくれたお父さんとお母さんに感謝)。
とはいえ、年を重ねると、若い頃のようにはいかないことが多々あります。
体型、お肌、体力、根気、見た目の輝き…。
でも、これ、「歳だからしょうがない」って思ってませんか?
確かに、個人差はありますが人間の体は老いていきます。
首のシワやほうれい線に悩むことはない私でも、シミや乾燥にはやっぱし敏感。
自分のそういうところは、必要以上によくわかる^^;
でも、老い=衰え ではないと思うのは、私だけ?
あるマダムのオーラ
街中を車で走っている時に、そのオーラに気づいたんです。
真っ白なお髪とお顔立ちから、たぶん人生の大先輩。
白いカッターシャツの襟を立てて、
艶のある濃灰のパンツスーツに、ベージュのショールを首にかけて、
黒のパンプスで颯爽と歩くマダム。
お化粧もしっかりなさっていましたが、厚化粧という印象はなく、
赤のリップがよくお似合いで、お肌もつややか。
背筋がぴんと伸びで、足もまっすぐ伸びてね。
あれだけの姿勢で歩けるというのは、普段からしっかり意識して、
腹筋、臀筋、インナーマッスル使っていないとできないんじゃないかしら。
80歳超の現役モデル、憧れのカルメン・デロリフィチェさんを彷彿とさせる美女。
「艶」の一言がぴったり。
…年齢って、なんだっけ。
自分がどんなふうに年を重ねて、どんな自分になりたいか。
その時、どんな服を着て、どんなふうに歩いて、どんなふうに注目されたいか。
普段から何を心がけるのか。
羨ましがるより嘆くより、自分で選んだ者勝ち。