"自分を知って自分で選ぶ"ナビ

人生自分で選んでいくための悲喜こもごも。

得るもの・払うもの(放送室の超人より)

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大好きな先生のセミナーに行ったり、著書を読んだり、

興味のあることを勉強したり、経験しに行ったり。

 

好きです^^

 

書籍のように、手が届きやすくて自由な時間に学べるものから、

超高額で、時間がかかるものまで、様々あります。

 

魅力的なものも多いだけに。

欲しいものと、払うもの…このバランスがね。

 

”ちん”と鳴ったら取る超人

私、高校生の時、放送部でした。

先生や部活の部長さんから依頼を受けて、それを全校放送するのが我らの主なお仕事。

 

依頼は、放送室まできて依頼用紙を書いてもらうのが基本ですが、

急ぐ時は、職員室からの電話連絡となります。

当時は黒電話。

ジリリリリリリリリリリリリーーーン!!!!

って鳴る、アレです。

 

放送室って、完全防音で、しかも狭いんですよ。

いつまでも電話がなっていると、うるさくて仕方ない。

 

…ので。

 

放送室での第一ルール。

「電話は、”ちん”と鳴ったらとる!」

 

…ええ!?

 

無理よそんなの、電話って、鳴るから電話きたことが分かるんだし。

でもね。

しゅばっと電話取る先輩、かっこいいんですよ。(たかが電話ですが)

 

やるか…。

 

最初はやっぱり、ジリリ…って鳴って、もたもた取る。

もたもた取る…の繰り返し。

 

すみません…って謝ると、先輩からさらに驚きの言葉。

 

「ああ、いいのいいの。最初はみんなそうだから。

 そのうち、鳴らなくても取れるようになるから、大丈夫。」

 

…………は?

 

その1年後には、先輩のおっしゃる通りになってました。

今でもたまに発現して「え?なんで呼ぶ前に電話に出るの?」と驚かれることもある。

 

どや。

 

たぶん4択、どれも正解

説明が長くなりました…。

なんでこんな話したかというと、理由は二つ。

 

ひとつは、どやってみたかったから(汗)。

もうひとつは、この話を思い出した時、

チャレンジとリスクのバランスってあるよね、と思ったから。

 

最初からなんでもできる人って、そうそういないですから、

最初の一歩のチャンスがあったはず。

 

新しい何かにチャレンジする機会が来た時って、だいたい4択になります。

その1:「できません!」

その2:「やりません!」

その3:「やり方がわかりません!」

その4:「やります!」

 

世の中「やります!」「教えて下さい!」って言う=評価になることが、確かに多い。

 

けど、どれを選んでも、正解。

ケースバイケース。

 

"ちん"と鳴ったら取る技術(?)の場合。

 

私にとって、やらない理由はなかったし、

あんなに先輩かっこいいし、(電話とるだけだけど)

ノーリスクで超人になれたので、やったのだと思います、たぶん。

 

例えば、これが、法に触れるとか超高額をいただきますとかだったら、

たとえお役目でも、私はやらなかったと思います。

そこまでする価値が見出せないので。

 

世の中、様々な意味で魅力的なセミナーとかありますから…。

 

いろんなもの背負ってでも本当に欲しいものなのか、

自分とよくよく相談して選んで、良い学びにしたいものです。