時と場所と場合と文化と…
毎日暑いですね。
クールビズが定着して、どのくらいになるんでしょう。
ちょっと前ですが、
男性のワイシャツの下に、肌着を着る・着ないでもめてるのを目にしました。
うちの家系は着る派でしたし、学校でも肌着は着るものと習ってきたもんですから、
なんでもめる?と不思議に思ったんですが。
そういえば、ワイシャツの正体って確か…って思い出して、納得。
ワイシャツの下のシャツ
ワイシャツは、下にアンダーシャツは着ないのが正式。
…って、骨格診断で男性のスーツを勉強している時に知りました。
恥ずかしながら。
もともとは、スーツに合わせるためのもので
ワイシャツは下着のような感覚で着るもの。
男性の間では、アンダーシャツを着る派・着ない派がいらっしゃるんですね。
着る派のみなさんの「どんなアンダーシャツが良いか議論」も聞きました。
白は透ける、とか、丸首は第一ボタンを外した時首もとからシャツが見える、とか、
汗の吸い具合が、とか…すごい研究。
…勉強になりました。
時と場所と場合でぜひ…
日本の蒸し暑い夏、ワイシャツだけの方が涼しげでいいんですが、
ワイシャツから、あの、なんというかその、透けてたりすると、
私だったら目のやり場に困るたぶん。
そう感じる方がいらっしゃる職場では、きっと配慮が必要でしょう。
かたや、海外の方とお仕事される方だと、
ワイシャツ本来の着方が必要なこともありましょう…。
フォーマルな場所、その土地の文化、それを守ることって大切。
正式な着方を知った上で、
時と場所と場合(いわゆるTPO)で選んだらどうでしょう?
というのが、(きかれてはいませんが)私の感想ではあります。
が。
それでもやっぱりこだわりがある!っていうのが、私は好きだったりします。
こだわり持ちつつ、
その時その場所その文化でふさわしいであろうものを選べるのが、
大人な感じで、なかなかに素敵と思う^^
今日も、某ビジネス街で、ワイシャツ姿の男性と何人もすれ違いました。
ぱっと見で、アンダーをお召しとわかる方、
ぜんぜんわからない方、いらっしゃいましたが、
みなさん、この暑い中でも、みてて不愉快になるような汗ジミもなく、
ほんと上手に着てらっしゃるなぁ、と。
見習いたい…。
クールビズ始まった頃は、ネクタイがない姿になんとなく違和感がありましたが、
今では立派な文化。
「だらしない格好」にならないのは、さすがだな、と思います。