演劇「戦争を知らない子どもたち」を観て
先日、中学生の演劇大会を観に行きました。
たくさんの学校が発表していたのですが、
どの学校の舞台も、
引き込まれましたよ。
大道具、小道具、衣装は、全部手作り。
照明も全部、自分らで操作。
演技も本気度MAX。
往復ビンタを3回ほどくらっていた男の子には、
会場から、暖かい笑いがおくられていました。
そんな中。
一つの作品に涙しました。
太平洋戦争が激しさを増す中、
空襲に怯えながら、日々を明るく懸命に生きる子どもの一人と、
現代、
学校に退屈しながら、毎日をなんとなく生きる子どもの一人が、
ひょんなことから入れ替わって、互いの時間を生きる…というお話。
劇の内容そのものもさることながら、
戦時中の子どもと、現代の子ども、
もし、現代で出会うことがあって、一緒に遊ぶことができたら、
戦時中の子どもは、どんなことを思って、どんな表情で遊ぶんだろう。
なんて考えたら。
(まさにそういうシーンだったんだけど)
切なくて。
終戦の日。
現代の子どもたちが、
元気一杯最高の笑顔で遊ぶことができる日本を守ってきてくれた先人たちに、
感謝。